愛宕山サイエンスキャンプ 第1回
2/20
今日から、甲府愛宕山少年自然の家での
サイエンスキャンプがスタートです。
今日はあいにくの雨模様です。
愛宕山少年自然の家は、迷路のような施設で、慣れるまで迷いそうです。
開講式で、班分け、スタッフ、リーダーの紹、注意事項を確認して
それぞれの班で宿泊する部屋へ移動。
シーツを敷いて、寝床を確保。
最初のプログラムは、スライムの合成実験。
みんないろんな色を工夫して、スライムづくりに熱中。
数個つくって、最後は蛍光剤を投入した光るスライムです。
実験室のとなりの暗い部屋で光具合を確かめてみました。
夕飯は、食堂でみんなでいただきました。
はじめて一緒の班になるこどもたちも、すぐに仲良くなります。
夕飯のあと、班ごとでおふろに入りゆっくりあたたまりました。
今日予定していたナイトハイクは、雨のため残念ながら中止。
かわりに、信州大学でロボット工学を専攻しているリーダーのなべちゃんが作成した
ロボットをみせてもらいました。
歩き、ころんでも自分で立ち上がるロボットに、みんな集中して見入っていました。
こどもたちが眠ってから、リーダーのミーティングです。
健康状態やスケジュールを確認します。
夜、ベテランリーダーで、山梨大学工学部大学院で水素エンジンを研究中のさっしーと、
山梨大学生命環境学部4年のえみかちゃんが来てくれました。
来年度のサイエンスキャンプについてもいくつか相談。
ミーティング終了後、少し遅くなりましたが、2人を送ってから就寝。
2/21
昨日の雨も上がり、今日は良い天気です。
朝食もしっかり食べます。
朝の散歩のあと、今日のプログラム「とけるを科学する」です。
固体から液体へのとける様子、
水にとける物質と、とける、とけないの区別
炭酸カルシウム(珊瑚、石灰岩、大理石など)に希塩酸をかけて化学変化がおきる様子
などを観察しました。
みんな熱心にメモをとっていました。
最後は結晶の化学
いろいろな結晶(黄鉄鉱、水晶、ほたる石、ガーネット、方解石、など)の観察
家で帰って自分たちで食塩の結晶をつくるための、食塩水とできた食塩の結晶を
配りました。
大きな結晶ができるかな?
あとは、長野県麻績村産の水晶をみんなでとりました。
本当は産地で採集したいところですが、徒歩1時間の山の中での採集は危険も多いため、
長野県塩尻市にある地球博物館「地球の宝石箱」の協力で準備してきた水晶を採集します。
あっという間の2日間。
閉講式をして終了です。
みんな楽しかったかな。
また来年会えるといいな。
by シーバさん